地震と火災に強い家
強さを追求したJ WOOD工法
構造用LVL JWOODと接合金物を組み合わせた強固な構造体、それがJWOOD工法です。
JWOOD工法では、柱や梁、基礎との接合部には専用の金物を使用します。木材と金物はドリフトピンやパイプピンと呼ばれる鋼製のピンで接合され、大地震でも破断することなく、家を倒壊から守ります。そして、もっとも重要なのが柱や梁、土台となる構造材です。無垢材や集成材などがありますが、さらに強さを追求した理想の構造材が、JWOOD LVLと呼ばれる柱です
LVLで守る強い家
LVLとは?
乾燥させた単板を何層にも重ねることによって、強度低下の要因である「節」を分散できます。その結果、強度のばらつきを抑えることができ、安定した強度=品質の構造材です。
内部までしっかりと乾燥
木材が含んでいる水分が乾燥することでおこる、木の反りや痩せにもしっかりと乾燥させているLVLなら安心。
20枚上の単板積層を接着することで含水率による寸法変化を抑え、乾燥状態から徐々に平衡含水率に近づくことで材同士のかみ合わせはより強固になります。
在来軸組工法の弱点を克服した新しい軸組工法
JWOOD工法の接合部
専用金物による接合部は木材への欠き込みが最小限に抑えられるため、欠損による耐力低下の心配がありません。また、鋼製のピンを打ち込んで金物と木材をグッと引きつけるため、接合部の緩みもありません。
万一の際、被害を最小限に。省例準耐火構造
省令準耐火構造とは、建築基準法で定める「準耐火構造」と同等の耐火性能を持つ構造として、フラット35などの住宅ローンを提供する「独立行政法人 住宅金融支援機構」が独自に定める基準に適合する住宅構造を指します。3つのポイントで万が一の火事に備えています。
外部からの延焼防止
屋根や外壁、軒裏は、隣家からのもらい火による火災に備えて防火性の高い構造にしています。屋根には不燃材を使用し、火の粉が飛来して発生する火災を防ぎます。火が燃え移りやすい外壁と軒裏には建築基準法で認められた耐火構造を採用しています。
各種防火
火災を最小限に食い止めるには、発生したへやと隣室及び上階居室とを区切る「防火区画」が必要となります。
省令準耐火構造では、各室を区画する構造とするため火が他室へ燃え広がりにくくなっています。
他室での延焼防止
室内で火災が発生した場合、火は壁の内部や天井裏を伝ってあっという間に燃え広がってしまいます。それを防ぐために、火の通り道となる壁や天井内部の要所(例えば壁と天井の「取り合い部分」と呼ばれる接合部)などに、木材や断熱材を使った「ファイヤーストップ」を設けています。