2024.03.15/column

角地とは?メリットとデメリットをチェック!

分譲地

皆さん、角地について考えたことはありますか?

建築や不動産に詳しい方なら、その魅力や注意点について知っているかもしれませんが、初めて家を建てる方や不動産を購入する方にとっては、角地という言葉自体がなじみが薄いかもしれませんね。

 

この記事では、角地のメリットとデメリットについて詳しくご紹介します。

角地が持つ開放感や設計の自由度、防犯面での利点など、知っておくと役立つ情報が盛りだくさんです。

そして、読んでいただくことで、角地についての疑問や悩みが解決されることでしょう。

  

ぜひ最後までお付き合いください。

そもそも角地とは?


 

角地とは、道路に面している二つの辺が直交している土地のことを指します。通常の土地が一方の辺が道路に面しているのに対して、角地は二つの辺が道路に面している特殊な土地です。この特徴により、さまざまなメリットとデメリットがあります。

角地のメリット


 

角地のメリット①:
開放感たっぷりの日当たりが良い

角地は隣地との接点が少ないため、周囲からの視線が比較的気になりにくいです。そのため、家の中にいても開放感があり、自然の光をたっぷりと取り入れることができます。明るい家は心地良いものですね。

角地のメリット②:
設計の自由度が高い

角地は通常の土地よりも形状が複雑ですが、その分、建物の配置やデザインに多彩なアイデアを取り入れることができます。間取りや外観、庭の配置など、自分好みの家を実現するチャンスが広がります。

角地のメリット③:
防犯面でも有利

角地は通常の土地よりも周囲との接点が少ないため、防犯面でも有利です。家の周囲にセキュリティをしっかりと施すことで、安心して生活することができます。

角地のメリット④:
建ぺい率が緩和される

建ぺい率とは、土地に建物を建てる際の制約のことです。角地は道路に面している辺が複数あるため、建ぺい率が緩和される場合があります。これにより、より広々とした家を建てることができる可能性があります。

角地のメリット⑤:
資産価値が下がりにくい

角地は周囲との接点が少ないため、プライバシーが保たれる場合が多いです。そのため、将来的な転売時にも、他の土地に比べて資産価値が下がりにくいと言われています。

角地のデメリット


 

角地のデメリット①:
土地の価格が高い

角地はその特殊な形状から、通常の土地に比べて価格が高い傾向があります。また、角地は希少性があるため、需要と供給のバランスも考慮する必要があります。

角地のデメリット②:
プライバシーへの配慮が必要

角地は周囲に接している部分が少ないため、プライバシーに配慮する必要があります。外部からの視線や騒音に対する対策が求められます。

角地のデメリット③:
暑さ対策が必要

角地は一般的に日当たりが良いため、夏場は日差しが強くなりやすいです。そのため、適切な断熱や遮熱対策が必要となります。

角地のデメリット④:
道路の騒音や排ガスが気になることも

角地は二つの道路に面しているため、通行する車の騒音や排ガスが気になることがあります。特に交差点付近などは、その影響が大きくなる場合があります。

角地で注意するべきポイント


 

方位によって特徴は変わる

角地の方位によって、日当たりや風通し、周囲環境などの特徴が異なります。理想の暮らし方に合わせて、方位を考慮することが重要です。

外構計画と予算取りはしっかりと行う

角地は通常の土地よりも外構計画に工夫が必要です。また、建築費用にも余分な費用がかかる場合があるので、予算をきちんと考慮しましょう。

玄関位置やアプローチに要注意

角地は特殊な形状をしているため、玄関の位置やアプローチの配置など、生活の利便性を考える必要があります。家族の生活スタイルに合わせて計画しましょう。

自分に合う土地を見つけて納得のいく家づくりを!


 

角地にはメリットとデメリットがありますが、適切な計画と工夫により、理想の住まいを実現することができます。方位や外構、プライバシーなど、様々な要素を考慮しながら、自分に合う土地を見つけて納得のいく家づくりを行いましょう。