2024.04.19/column
住宅ローンの種類と返済方法をご紹介!
皆さん、こんにちは。ナチュレ広報部です。
住宅購入を検討している方々にとって、住宅ローンは極めて重要な要素です。住宅ローンの選択や返済方法について理解を深めることは、将来の生活計画において大きな影響を与えます。
憧れのマイホームを手に入れ、長期的に安定した返済計画を立てることで、安心する暮らしを手に入れることにつながります!
まず初めに、住宅ローンの種類について詳しく見ていきましょう。
目次
住宅ローンの種類は大きく分けて3つ
住宅ローンとは、住宅購入の際に金融機関から受ける融資の総称です。
融資には金利が発生し、その金利は「固定金利型」「変動金利型」「固定金利期間選択型」の3種類に大きく分類されています。
① 固定金利型
完済までの金利を固定し、一定である住宅ローンを「固定金利型」と呼びます。
返済開始から完了まで金利の変動がないのが特徴です。
確実な返済計画が立てられるので、返済額がわかりやすく、安定志向の方に向いています。
「変動金利型」より金利が高くなることが多いですが、世の中の経済動向などで金利が当初の金利から高くなることはないので、将来の金利上昇の不安がなく安心です。
一方で、金利が下がった場合は費用負担が大きくなるケースもあるので、その場合は借り換えも検討しましょう。
② 変動金利型
金利が市場金利に応じて変動し、金利に動きがある住宅ローンを「変動金利型」と呼びます。
固定金利型とは異なり、経済状況の変動などにより金利の見直しが行われ、金利が変更されるのが特徴です。
半年に1度金利の見直しが行われ、5年ごとにその変動率に基づき金利が決定されます。
「固定金利型」と比べて金利が低く設定されていることが多いので、利用されている方も多いですが、市場金利が上昇すると将来的に金利が高くなる可能性もあります。そうなった場合にも返済できる、ある程度の経済力が必要となります。
また、繰り上げ返済を活用して前倒しに返済できれば、変動金利における低金利のメリットを享受しやすくなります。
③ 固定金利選択型
借入時に選択したある一定期間の金利を、固定するタイプの住宅ローンを「固定金利選択型」と呼びます。
固定期間は3年、5年、10年など様々で、設定した期間は金利が固定され、期間終了の際にまた次回の期間を選択していくのが特徴です。
変動金利型と比較して金利変動の期間が長いため変動金利型にやや不安を感じる方は、おすすめです。ただ、固定期間終了後の金利が契約時にわからないので、変動金利同様で金利上昇のリスクを念頭に置くことが必要です。
さらに、金融機関によっては固定期間終了後に自動で変動金利になるところもあり、他の金利を選べなくなる商品もあるので契約時によく確認することが大切です。
住宅ローンの返済方法とメリットデメリット
借入金の利息は常に返済時点の残高に対して前回返済からの経過日数分を支払うのが基本です。
住宅ローンの返済方法は、「元利均等返済」と「元金均等返済」の2つのタイプに分けることができます。
①元利均等返済
元金(借り入れ金額)とその金額に対して発生する利息を合わせて均等に返済していくのが「元利均等返済」です。
返済期間の経過に伴って、返済額の「利息分と元金分の割合」が変化し、返済当初は利息分が占める割合が大きく、次第に元金分が占める割合が多くなっていく点が特徴です。
毎月の返済額は常に同じ金額となるので、返済スケジュールが明確になります。
メリット | ・将来の家計収支を予想しやすく、返済計画を立てやすい ・返済初期は優遇金利が適用され金利負担が小さく、元金の返済額も少ないので、初期の支払額を抑えられる。 |
---|---|
デメリット | ・初期は利息の支払いが多いため、元金の返済が進まず、借入残高の減り方が遅い ・元金均等返済よりも総返済額が多い |
②元金均等返済
元利均等返済と異なり、元金のみを均等に返済し、残った残金に即した利息が返済金額に乗る支払方法が「元金均等返済」です。
この方法では、返済期間中に元金が均等に減少するため返済額が減少しやすくなりますが、はじめのうちは支払残高が多いのでその分利息額も多くなります。次第に利息分が減少し、年月が経過するにつれて月々の返済額が軽減されていく点が特徴です。
メリット | ・元金の減り方が速く、次第に月々の返済額が小さくなるので、将来負担が軽減される ・元利均等返済に比べて総返済額が少ない |
---|---|
デメリット | ・返済開始初期の負担が大きいため、生活費の調整が必要となる ・取扱していない金融機関が多い |
無理のない返済計画のご相談はロータリーハウス不動産へ!
いかがでしたか?今回は3つの金利方式と2つの返済方法について詳しくご紹介いたしました。
住宅ローンを組む際には、「長い期間、無理なく返済していけるか」を念頭に置くことが大切です。夢の住まいを手に入れたとしても、無理な借入によって家計の収支が悪化してしまっては本末転倒です。完済時までに発生する自身や家族のライフイベントや現状の自己資金などを見つめなおし、「月々の返済負担を減らすこと」に重点を置くか、「総返済額を減らすこと」を第一に考えるのか見極める必要があります。
どんな返済方法が自分に合っているかわからない、現状で無理なく持ち家を持つことが可能なのか等々少しでも疑問がある方は、ぜひ一度ナチュレの相談会にお越しください!皆さまの不安を解消し、ライフスタイルに合った最適な住宅ローンをご案内いたします。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております♪