2024.10.04/column
【新築】平屋と2階建ての選び方|特徴とポイントについて
皆さん、こんにちは。ナチュレ広報部です。
近年若年世帯から平屋の人気が高まる中、平屋と2階建てで悩む方も多いと思います。そこで今回は平屋と2階建ての新築住宅の特徴と選ぶときのポイントについて解説していきます。
新築一戸建てを検討している方はぜひ最後まで読んでいただきたい内容となっております!
目次
平屋の特徴
平屋の特徴は、すべての部屋が同じ階にあり、生活動線がワンフロアで完結することです。すべての部屋がワンフロアに配置されているため、基本的に階段はなく、リビング、キッチン、浴室、寝室などの部屋を平面で行き来できるのが大きな特徴です。
平屋と聞くと、昔ながらの日本家屋をイメージする方も多いと思いますが、現在の平屋は以前と比べてデザイン性と機能性が進化しており、現代的でおしゃれなイメージに生まれ変わりつつあります。最近では平屋の需要が高まりつつあります。
2階建ての特徴
二階建ては、一般的に知られる一階と二階が階段でつながっている建物です。一般的に、1階には玄関、リビング、ダイニング、キッチンなどの共有スペースが配置され、2階には個室や書斎などのプライベートスペースが設けられます。 平屋人気が高まる近年でも、建築した一般住宅の約8割を二階建てが占めています。
二階建ては限られた敷地面積の土地でも有効活用して建築ができ、ゆとりある居住空間を確保できる点が最大の特徴でしょう。
平屋と2階建ての比較ポイント
平屋と2階建てのそれぞれに特徴があり、良いところ・悪いところも存在します。
では自分にとっての住みやすい家はどちらでしょうか。 それぞれを比較するポイントを5つご紹介します。
①費用
費用面での違いは、家を建てる際に大きな判断材料になります。
平屋は、1階建てで広い居住性が必要になるため、基礎工事や屋根の施工範囲が大きくなり、その分コストが上がる傾向があります。また、土地の広さも平屋の費用に影響します。ゆとりがあるお家で暮らすには、2階建てよりも 広い敷地を確保する必要がありますが、その分費用も上がってしまいます。
2階建ては同じ敷地面積でより多くの居住スペースを確保できるため、土地コストの効率が良いです。建物全体の高さを考慮して居住面積を増やすことができるため、限られた土地でも快適な暮らしが実現可能です。ただ、階段の設置や2階部分の構造に強化に必要なコストが発生するため、一概にどちらが高いかを断定することは難しいでしょう。
②土地の条件
土地の広さや形状は、家づくりの計画に大きな影響を与えます。例えば、郊外だと広い土地を確保しやすく、平屋を建てるのに最適です。 広い土地を考慮して、平屋でのびのびとした暮らしを楽しむことができるでしょう。市内になると、広い土地を確保するのが難しくなるので、2階建てにすることで居住スペースが増え、ゆとりのある生活をすることができます。
また、土地の環境にも注意が必要です。平屋を建てる際に、土地の周辺に高い建物やビルがあると、日当たりや風当たりが悪くなってしまう可能性があります。日当たりが悪くなることで、日中でも室内で照明をつけないといけなくなったり、洗濯物の乾きが悪くなったりと、ストレスが出てしまう可能性があるので、十分気を付けましょう。
③家族構成
家族の人数やライフスタイルによっても、適した住宅のタイプが変わります。
たとえば、小さな子どもや高齢者がいる家庭では、階段のない平屋が安心で暮らしやすいでしょう。 すべてがワンフロアに収まっているため特に、老後を見据えたバリアフリー住宅を考えている場合、平屋は非常に魅力的です。
ただ子どもの年齢が上がってくるに伴って、自分のプライベートな空間を求めるようになるでしょう。 2階建てなら、家族それぞれが個室を持ちやすく、プライバシーを確保しながら暮らすことが可能です。家族が多い場合や、今後家族が増える可能性がある場合にも、部屋数を増やしやすい2階建てが向いています。
④暮らしやすさ
日々の生活のしやすさも重要になってきます。
平屋は、階段がないため家事動線が短く、家全体が一つのフロアにまとまっているため、掃除や整理が簡単です。 特に忙しい主婦や共働き家庭にとって、効率的に家事をこなせる平屋は大きな魅力でしょう。また、全員家族が一つのフロアで過ごすことで、自然と向き合う機会が多く、家族のつながりができやすくなります。
家事動線以外の生活にも着眼点を当ててみます。例えば、ご両親や友人が訪ねてきたり、子どもの友達が遊びに来た場合に、2階建てであるとプライベート空間との線引きができます。このような、特別な行事などは人によって年に一回なのか、頻繁にあることなのか異なってくるので、ご自身のライフスタイルと関連付けて暮らしやすさを想像することが大切です。
⑤安全面
防犯性の高さでいうと、2階建ての方が安全であるでしょう。2階建ては上階があるため、不審者の侵入や通行人の視線を防ぎやすい点がメリットです。反対に平屋は、侵入経路が複数になりやすいため、空き巣や不審者に狙われやすく、防犯面に不安を感じる可能性があります。家の周りに人感センサー付きライトを設置する、砂利を敷く、窓を2重ガラスにしたり防犯フィルムを貼ったりするなどの防犯対策をしておくとより安心です。
災害に対する安全性は災害の内容によって異なってくるでしょう、水害の場合だと、高い建物の方が有利であるため、2階建てだと上階に避難したり物を移したりなどの対応ができます。また地震や台風が起こった際は、平屋は建物が低く構造的に安定しているので2階建てより地震の揺れや風圧の影響を受けにくくなります。
どっちが自分に向いている?
では、上記の内容を踏まえてそれぞれどんな人が向いているのか簡潔にまとめたものを見てみましょう。
平屋に向いている人
・高齢者や小さなお子様がいるご家庭
・バリアフリーで将来の生活を考えたい方
・広い敷地を活用して庭やテラスを楽しみたい方
・家族が常に近くに感じられる一体感を重視する方
・生活動線をシンプルにして家事や日々の生活を充実させたい方
2階建てに向いている人
・都市部や狭小地で土地が限られているご家庭
・進歩して成長し、プライバシーを確保したい方
・家族が多い、部屋数が必要な方
・高層の景色や日当たりを重視する方
・限られた敷地で最大限の居住空間を確保したい方
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自分に合ったお家を選択しよう
新築住宅を購入する際は、変わりゆくライフスタイルをイメージしたうえで、何を優先し必要とするのかを考えることが大切になります。
2階建てと平屋の比較ポイントを押さえて、自分たちの快適なお家を見つけましょう。