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2025.11.21/column

冬の朝を快適に!床暖房vs高断熱住宅どちらが効率的?

床暖房 高断熱住宅 平屋

皆さん、こんにちは。ナチュレアンドホーム広報部です。
 

寒い冬の朝、布団からなかなか出られない――。
そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。

そこで注目されるのが、「床暖房」と「高断熱住宅」という2つの選択肢です。
どちらも快適な冬の暮らしを支える設備や性能ですが、効率性やコスト、快適性には違いがあります。
本記事では、それぞれの特徴を比較しながら、香川県のような温暖な地域で最適な暮らし方を考えていきます。

冬の朝、布団から出られないのはなぜ?


冬の朝、目が覚めてもなかなか布団から出られないのは、単なる「気合不足」ではありません。実は、人間の体の仕組みと住まいの環境が深く関係しています。

まず、冬は外気温が低いため、家の中の温度も下がりやすくなります。人の体温は布団の中で保たれていますが、一歩外に出ると急激な温度差にさらされ、身体がストレスを感じます。これが「あと5分だけ…」と布団にしがみつきたくなる大きな理由です。

つまり、「冬の朝に布団から出られない」のは、家の断熱性暖房環境が整っていないことによる温度差の大きさと、体の自然なリズムが合わさった結果です。 これを改善するには、暖房器具に頼るだけでなく、住宅そのものの断熱性を見直すことが重要になります。

床暖房の魅力と注意点


足元からじんわり暖かい快適性

床暖房は、床の下に温水パイプや電熱ヒーターを設置し、床面を温めて部屋全体に熱を伝える仕組みです。 エアコンのように風を出さないため、乾燥を抑えつつ、足元から体をじんわりと暖めてくれます。 寒さが厳しい地域ではもちろん、温暖な地域でも「足元の冷えだけはなんとかしたい」というご家庭に人気です。

メリット

・足元から暖まるため、体感温度が高い

・風を出さないので、乾燥を防げる

・ホコリや花粉を舞い上げにくく、アレルギー対策にも有効

・デザイン的にもすっきりし、ヒーターのように場所を取らない

デメリット

・初期導入費用が高額(数十万~数百万円)

・ランニングコストが高く、毎月の光熱費が増えやすい

・温まるまでに時間がかかるため、即効性は低め

・香川県のように冬が短い地域では「費用の割に使用期間が短い」と感じる場合も

床暖房は「とにかく快適さを優先したい」という家庭には理想的ですが、コスト面での負担をしっかり考えて導入する必要があります。

高断熱住宅の特徴と効果


家を「魔法瓶」にする考え方

高断熱住宅とは、外壁や屋根、窓、床に高性能の断熱材を使用し、外気の影響を最小限に抑えた住宅です。 エアコンやストーブで一度暖めた空気を逃さず、家全体を魔法瓶のように保温するのが特徴です。
→ナチュレアンドホームの断熱性能について詳しくはこちら。  

メリット

・少ないエネルギーで家全体を暖められる

・部屋の温度差が少なく、ヒートショックを防ぐ

・冬だけでなく夏も冷房効率が高く、一年中快適

・光熱費の大幅削減につながり、長期的に経済的

・結露を抑え、建物の寿命を延ばす効果も

デメリット

・建築コストが一般的な住宅より高め

・換気を意識しないと「こもった空気」を感じる

香川県は比較的温暖な気候で、冬は短いものの、朝晩の冷え込みはしっかりとあります。 高断熱住宅は「短い冬でも快適に過ごせる」だけでなく、「夏の暑さ対策」にもなるため、実は香川県のような地域に非常に向いている住宅性能といえるのです。

床暖房vs高断熱住宅「効率性」の比較


床暖房 高断熱住宅 比較

▶快適性

  • 床暖房足元からのじんわりした暖かさは格別。 ただし部屋の広さによってはムラを感じる場合も。

  • 【高断熱住宅】家全体を均一に包み込むような暖かさが特徴。リビングと廊下、脱衣所などの温度差も小さくなる。

▶コスト

  • 床暖房設置費用が高く、電気代やガス代などランニングコストもかかる。

  • 【高断熱住宅】初期の建築費は上がるが、その後の冷暖房費は抑えられ、長期的には家計に優しい。

▶香川県の気候との相性

  • 冬の寒さが厳しい地域なら床暖房の価値は高いですが、香川県のように温暖で冬の期間が短い地域では「高断熱住宅で十分快適に過ごせる」ケースが多いです。さらに、夏の猛暑も考えると、断熱性能の高い住宅は一年中メリットを発揮します。

床暖房と高断熱住宅の比較表


項目床暖房高断熱住宅
快適性足元からじんわり暖まる。裸足でも快適。家全体を均一に保温。部屋間の温度差が少ない。
健康面乾燥しにくい。埃を舞い上げにくい。ヒートショック予防。結露やカビの発生を防ぎやすい。
初期費用設置に数十万~数百万円必要。建築コストは上がるが、光熱費は下がる。
ランニングコスト電気代・ガス代が高め。エアコンの使用頻度が減り、光熱費を抑えられる。
メンテナンス故障時の修理が大掛かりになる。断熱材・窓ガラスなどは耐久性が高く、長寿命。
香川県との相性使用期間が短く、コスパは低め。夏冬どちらにも効果があり、一年中メリット。

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結論:香川県でおすすめは「高断熱住宅」


床暖房と高断熱住宅、どちらも魅力的ですが、香川県のように冬が比較的短く、夏の暑さも厳しい地域では「高断熱住宅」の方が効率的かつ経済的です。

・床暖房は「快適性を最優先したい」ご家庭におすすめ

・高断熱住宅は「長期的なコスト削減」「一年中の快適性」を重視するご家庭におすすめ

特に新築を検討されている方は、断熱性能をしっかり高めることで、冬も夏も快適に暮らすことができます。

家づくりや住まいに関するお悩みは、ぜひナチュレアンドホームにお気軽にご相談ください。
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