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2025.12.19/column

【保存版】新築住宅の“コンセント計画”で後悔しないために|Panasonic新指針でわかった理想の配置と数

新築 コンセント計画 配線

皆さんこんにちは。ナチュレアンドホーム広報部です。
 

「ここにコンセントがあればよかった…!」
新築後の後悔ランキングで、毎年必ず上位に入るのが“コンセントの位置と数”に関する失敗です。

家電が多様化した今、スマホ・タブレット・コードレス掃除機・調理家電・在宅ワーク機器など、暮らしの中で電気を使う場面は年々増えています。

香川県で家を建てるなら知っておきたいコンセントの基礎知識


家づくりの中で意外と見落とされがちなのが「コンセントの数と位置」です。
スマホ、タブレット、掃除ロボット、スマート家電、ワイヤレス家電…。
私たちの暮らしは、10年前とは比べものにならないほど“電源を必要とする場面”が増えました。

しかし、新築住宅に住み始めてから「ここにもう1口あればよかった」「家具で隠れて使えない…」という後悔の声は後を絶ちません。

実際、Panasonic が実施した調査では、約75%が「コンセントに関する不満がある」と回答しました。


内訳を見ると

・位置に不満:68.2% ・数に不満:37.2%

と、多くの人が“もっと考えておけばよかった”と感じていることがわかります。

コンセントに関する不満がある

そこで本記事では、Panasonic が提案する“新しいコンセント指針”をもとに、香川県で注文住宅・建売住宅を検討される方が 後悔しないためのコンセント計画 をわかりやすく解説します。

なぜ新築でコンセントの後悔が起きるのか?


2-1 家具配置と生活動線が変わる為

引っ越し前に「ここに家具を置こう」と計画していても、実際に住み始めると状況は大きく変わります。
子どもの成長、在宅ワークの開始、新しい家電の購入、模様替え…暮らしが動くほど、家具や家電の配置も変わっていきます。

その結果、
「使いたい場所から遠くて不便」
「家具で隠れてコンセントが使えない」
といった不満が生まれてしまうのです。

2-2 香川県の住宅ならではの“生活動線”

香川の住宅は、

・車移動が多く玄関周りの荷物が多い

・リビング中心で家族が集まる

・庭スペースを活かした屋外電源のニーズが高い
といった地域性もあります。

つまり、生活動線をより立体的に想像しておかないと、
「玄関で電動自転車の充電ができない」
「庭の照明・高圧洗浄機のコードが足りない」

など、実生活に直結する後悔が生まれやすいのです。

Panasonic新指針が示す“理想のコンセント数と配置”


配線器具の日 コンセント

2025年11月11日『配線器具の日』に合わせて、Panasonic は住宅向けに 新たなコンセント推奨基準 を発表しました。
従来より大幅に多く、生活の変化に対応できる内容になっています。

3-1 居室は“二隅”から“四隅”へ

これまでの一般的な設計では「部屋の対角2カ所に配置する」ことが多かったのですが、家具の配置次第で使えなくなるリスクがあります。

Panasonic は「四隅に1口ずつ配置」を推奨
どんなレイアウトでも電源が確保でき、延長コードの使用も減らせます。

3-2 LDK(リビング・ダイニング)には“31口以上”を提案

現在の一般的なLDKのコンセント数は 約11口
しかし、生活家電の増加を踏まえると理想は31口以上 とされています。

具体的には、

・テレビ周り:5〜8口
・掃除ロボット基地
・スマホ/タブレット充電
・ゲーム機/ルーター
・季節家電(扇風機・加湿器・ヒーター)

など、使用ポイントが非常に多いためです。

3-3 キッチンは“20口”を推奨

キッチンで必要な家電は、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、ポット、トースター、食洗機、ホットプレート、ミキサー…と実に多様。

従来の 約8口 では明らかに足りず、20口以上 が理想とされています。

さらに、

・カウンター下
・パントリー内
・ダイニングテーブル近く  など、

“置き場所が変わったときにも使える位置”が重要です。

香川県の建売住宅で失敗しないためのポイント


ここからは、香川県で建売住宅を検討する人に特化して、チェックすべきポイントをまとめます。

4-1「何に使うか」を具体的に想像する

以下の用途を一つずつ書き出すのが有効です。

・子どもの学習用タブレット

・在宅ワークのパソコンスペース

・コードレス家電の定位置

・掃除ロボットの基地

・ベッド周りのスマホ充電

・季節家電

・屋外(庭・ウッドデッキ・駐車場)電源

実際に書き出してみると、想定より10〜15口は増やしておいた方が安心というケースが多いです。

4-2「届く位置」と「隠せる位置」を両立させる

コンセントは“見えると生活感が出やすい”一方で“隠れると使えない”という難しさがあります。

おすすめは

・家具裏に隠れにくい高さ

・床付近に追加する“サブコンセント”

・USB/Type-C 付きコンセント

・壁面ニッチ内のコンセント など、デザインと実用性を両立 した配置です。

4-3 玄関・庭・ガレージの屋外電源は必須

香川県は車利用率が非常に高く、

・高圧洗浄機
・車の掃除機
・電動自転車
・イルミネーション など、屋外で電源を使う場面が非常に多い地域です。

屋外コンセントは最低2〜3カ所をおすすめします。

コンセントの計画でチェックすべきポイント


注文住宅や建売住宅を見学する際は、以下の点を確認すると失敗しにくくなります。

✔ LDK に 30口以上あるか

✔ 居室が“四隅配置”になっているか

✔ キッチンの 20口が確保されているか

✔ パントリー内に電源があるか

✔ 掃除ロボット基地のスペース+専用電源あるか

✔ 屋外電源の位置が生活動線と合っているか

さらに、スタッフに以下の質問をするのがおすすめです。

・「最新家電を想定した配線計画になっていますか?」
・「電気図(コンセント配置図)を見せてもらえますか?」
・「追加位置の相談は可能ですか?」

コンセントは、後から増設すると
壁の開口・配線・電気工事で数万円〜十数万円
かかることが多いため、最初の設計段階での確認が最も重要です。

まとめ:後悔しない家づくりは“コンセント計画”が9割


ここまで見てきたように、コンセントは「数」よりも「使う場所と未来に備えた位置」が重要です。

Panasonic の新指針では

・居室は四隅配置 ・LDK は31口以上 ・キッチンは20口 という、従来を大きく超える数が提案されています。

新築後に「ここにもコンセントを付けておけばよかった…」と後悔しないためにも、家づくりの段階でしっかり計画することが大切です。

ナチュレアンドホームでは、お客様のライフスタイルに合わせた最適なコンセント配置をご提案していますので、まずはお気軽にご相談ください。

▪対応エリア▪
高松市、丸亀市、坂出市、善通寺市、観音寺市、

さぬき市、東かがわ市、三豊市

上記以外の地域にお住まいの方も、まずは一度お気軽にご相談ください。

 

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