2024.04.12/column

一生賃貸はお得?それとも後悔する?メリットやデメリットを比較!

賃貸と持ち家

住宅を購入する際に、賃貸と持ち家のどちらが良いか悩む方も多いのではないでしょうか。

今回のコラムでは、「賃貸と持ち家のメリットデメリット」について詳しく解説していきます。

 

生涯、賃貸に住み続けることのメリットもありますが、一方でデメリットもあります。

せっかくなら住宅を購入した場合のメリットとデメリットを比較して、後悔なく暮らしたいですよね!

 

住まい選びに迷っている方は、ぜひ最後までお読みいただき、自身に合った選択肢を見つけてください♪

賃貸のメリット


 

賃貸のメリット①:
住宅ローンを抱えなくてよい

住宅を購入するときに必要な住宅ローンは、多くの方にとって大きな負担になります。しかし、賃貸住宅を選ぶことでその負担から解放され、自由な生活を送ることができます。 仮に転職や年齢により収入が下がった場合、ローン契約のない賃貸住宅なら、家賃の安い家に引っ越しをすれば、月々の支出を抑えることができます。

賃貸のメリット②:
住み替えが気軽にできる

転勤やライフスタイルの変化によって住まいを変える必要がある場合、賃貸住宅の方が柔軟に対応できます。新しいライフスタイルに合わせて、気軽に住み替えができるのは大きなメリットです。

賃貸のメリット③:
税金・メンテナンスの費用を抑えることができる

持ち家を所有する場合、固定資産税や都市計画税などの維持費がかかりますが、賃貸住宅ではそれらの費用が不要です。また、建物設備や共有部のメンテナンス費用はマンションのオーナーや管理会社が負担してくれることがほとんどですので経済的な負担を軽減しつつ、快適な生活を送ることができます

 

賃貸のデメリット


 

賃貸のデメリット①:
資産にならない

賃貸住宅は、家を購入するわけではないため、将来的な資産形成には繋がりません。賃貸物件で支払う家賃はあくまでも場所を借りることへの対価であり、純粋な出費でしかありません。長期的な視点で資産形成を考える場合、持ち家の方が有利になります。

賃貸のデメリット②:
ファミリー向けの賃貸が比較的少ない

ファミリー向けの広い間取りや設備が整った賃貸物件は、一般的な物件よりも少ない傾向があります。賃貸住宅の中でも部屋数が多いのは、単身者向けのワンルームや夫婦二人世帯向けの1LDK・2LDKなどの比較的コンパクトな間取りですが、例えば子どもが2人以上の4人家族では、3~5LDKの間取りが望ましいとされています。子育て世帯にとっては、適切な物件を見つけるのが難しいかもしれません。

賃貸のデメリット③:
高齢になってからの賃貸契約が難しい場合も

高齢になると、収入が不安定になったり、身体的な制約が生じたりすることがあるため、家賃の支払い能力が低いとみなされ、賃貸契約時の審査が通りにくいデメリットがあります。また、高齢の単身または夫婦二人世帯の入居にあたり、孤独死が発生した際に物件価値が大きく下がってしまうことから、高齢者との新規契約はリスクと考えるオーナーがいるのも現状です。そのような状況下での賃貸契約は、難しくなることがあります。

 

持ち家のメリット


 

持ち家のメリット①:
購入した住宅が資産になる

持ち家を所有することで、将来的にその住宅が資産としての価値を持ち不動産市況の好転やリフォームなどによって、さらなる資産価値の向上が期待できます。また、ローンの完済後は賃貸住宅の様に家賃を支払う必要がないので、老後に収入が減った際の固定費を抑えることができます。

持ち家のメリット②:
プライバシーを確保しやすい

賃貸住宅はマンションやアパートなどの集合住宅がほとんどなのに対して、持ち家は自分の所有する空間であり、隣の住宅との物理的なスペースも生まれて比較的プライバシーを確保しやすくなります。賃貸住宅での共用部や隣人との距離感を気にする必要がなくなり、生活音も伝わりにくいので、騒音トラブルの防止にもつながります

持ち家のメリット③:
賃貸では実現しにくいリフォームの自由度が高い

持ち家を所有することで自分好みの間取りや配色、賃貸住宅では実現しにくい、自分らしい空間づくりが可能です。また、年齢を重ねることで自分や家族のライフスタイルが変わっていくので、ライフスタイルの変化に合わせて自由にリフォーム、リノベーションをすることで、より理想に近づいた暮らしを叶えることにもつながります。

 

持ち家のデメリット


 

持ち家のデメリット①:
引っ越しがしにくい

ライフスタイルの変化や仕事の転勤などによって住み替えの必要が生じても、持ち家の場合は住宅ローンの返済があるため、物件を売却してローンを完済することが住み替えの条件となります。住まいを変える際に売却や貸し出しといった手続きが必要になるので、引っ越しの際の手間や費用がかかる場合があります

持ち家のデメリット②:
税金・メンテナンス費用がかかる

持ち家は個人の所有物であり、内外装の経年劣化や設備の故障などが発生した場合、自分でコスト負担をして修繕しなければなりません。また、毎年税金として固定資産税や都市計画税などの維持費が発生します。これらの費用を考慮して、あらかじめ費用の積み立てをしておく必要があります。

 

一生賃貸で住むのに向くのはどんな人なのか


 

①:転勤などによる転居が多い

転勤などの要因により、頻繁に住まいを変える必要がある方は、一生賃貸での生活が適しています。マイホーム購入後に転勤になってしまうと、物件を売却し配属先で新たな住宅を購入するか、今ある住宅を別の方に貸しながら転勤先で自分の家を借りる必要が生じ、どちらにしても大きな手間とコストがかかるため、賃貸物件を選ぶのがおすすめです。

②:住宅ローンを契約したくない

持ち家を購入するにあたっては、20〜35年程度の住宅ローンを組む方がほとんどです。何十年も抱える住宅ローンの負担を避けたい方や将来的な不安定要因がある方は、自分の収入に応じてある程度予算の融通が利くので、一生賃貸の方が向いています。

③:相続財産を持ちたくない

持ち家はその人の資産になるため、所有者が亡くなると配偶者や子どもなどに相続されるのが一般的です。しかし、亡くなった方に相続人がいない場合は、遺産は国庫に納められることと定められています。相続問題にかかわりたくない方は、賃貸に住むことでトラブルから回避できます。

 

一生賃貸に住むなら、老後のコストを念頭に


 

一生賃貸での生活を選択する場合、負担なく家賃を払い続けることと、老後の生活費や医療費などのコストを念頭に置くことが重要です。

 

厚生労働省が発表した「2022(令和4)年 国民生活基礎調査」によると、65歳以上の高齢者のみ、またはそこに18歳未満の未婚者がいる高齢者世帯の平均総所得は318.3万円となり、そのうち公的年金などの占める割合は62.8%、金額にして199.9万円となっています。

月額に換算すると、総所得で約26.5万円、公的年金などは約16.7万円となります。

(参照:厚生労働省「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況 – Ⅱ 各種世帯の所得等の状況」)

 

このことからも、働くことで得る所得は少なくなることがわかります。将来に備えた資産形成や保険の見直しを行い、生涯安心して生活を送ることができるようにしましょう。

 

コンセプト分譲地ナチュレは、ライフスタイルの変化に対応した分譲住宅です!


 

街並み

ロータリー不動産が手掛けるコンセプト分譲地「ナチュレ」の住宅は、緑あふれる自然の中で空間的な広さを感じ、心にもゆとりを感じて家族が自然体で過ごせるようにという思いで作られたコンセプトのまちです。家族が増えたり、老後の暮らしなどの様々なライフスタイルの変化に対応した分譲住宅で、全棟長期優良住宅であり、耐震性能も高いので品質の高い住宅で年齢を重ねても安全快適に住み続けることができます。

一生賃貸と持ち家のポイントを抑えて快適に過ごそう


 

今回は、一生賃貸と持ち家のメリットデメリットについてご紹介しました。どちらにも良さと気を付けるポイントがありますが、一生賃貸の場合は、亡くなるまで家賃を払い続けなくてはならないのが持ち家との大きな違いです。

同じお金を使うならば、賢く住まいを選んで永く暮らしたいものですよね一生賃貸が良いのか、それとも持ち家を購入した方が良いのかお悩みの方は、ぜひ一度「ナチュレ」の無料見学会にお越しください。皆様のお悩みを解決するお手伝いをさせていただきます!