2024.06.21/column

「一戸建て」vs「マンション」をメリット・デメリットで比較!

一戸建てとマンション

皆さん、こんにちは。ナチュレ広報部です。

マイホームの購入を検討する際に多くの人が悩むのが、「一戸建て」にするか「マンション」にするかではないでしょうか。人生の中の大きな買い物になるので、それぞれメリット・デメリットを知って自分に合った住まいに住みたいですよね。

そこで今回は「一戸建て」と「マンション」それぞれのメリット・デメリットと価格面を比較して詳しくご紹介します。家選びの参考にぜひご覧ください♪

一戸建てのメリット


 

①部屋数が多く、居室も広くとりやすい

一戸建ては一般的に部屋数が多く、各居室の面積も広くとれることが多いです。リビングが広いと家族がストレスなく快適に過ごせたり、部屋数が多いと趣味の部屋や書斎、来客用の空間もしっかりとることができます。 また、家族が多い場合でも子供たちが成長してもそれぞれのプライベートな空間をしっかり確保することも可能になります。

②プライバシーをしっかり保てる

一戸建ては、マンションに比べて隣人との距離があり、プライバシーを保ちやすいです。隣の部屋からの騒音に悩まされることも少なく、家族だけの静かな時間を楽しむことができます。 また、子育て世代の方でも、赤ちゃんの泣き声やお子さんが遊ぶ音などが近隣の迷惑になりにくく、気にせず生活できる点も大きなメリットといえます。

③駐車スペースの確保と、庭もとれる

マンションの場合、アパートのような駐車場単体の契約が必要となりますが、一戸建ての場合は、敷地の中に駐車スペースを確保することができます。地域や土地に余裕がある場合は、2~3台分の駐車スペースがあったり、大きなSUVなどの車でもゆったり停めることができる駐車スペースもとれます。 また、敷地内に庭を作ることもでき、家庭菜園やガーデニング、家族や友人を招いてBBQをすることもできます。  

 

一戸建てのデメリット


 

①マンションのような共用施設がない

マンションによっては、エントランスやラウンジ、ライブラリーコーナーなどの共用施設がマンション内にあるものもありますが、一戸建てではそれらの施設を利用したい際には外部の施設を利用する必要があります。 外出する必要があり移動に時間もかかってしまうので、日常生活の利便性が低下する可能性があります。

②防災面での意識が必要に

一戸建てでは、防災面での対策が重要です。例えば、耐震性の確保や火災対策、避難経路の確保など、自己管理が求められます。マンションのように共用の防災設備が整っていないため、非常用の食料や水、医薬品などを自宅で備蓄しておくことも大切です。 これらの対策を怠ると、災害時に大きな被害を受ける可能性があるので、日頃から防災意識を高めて定期的に家族で避難訓練を行うと良いでしょう。

③維持費・修繕費の検討が必要

一戸建ては、建物全体の維持費や修繕費が全て自己負担となります。外壁の塗装や屋根の修理など、長期的な視点での計画が必要です。 マンションのように管理組合が対応するわけではないため、突然の大きな出費に備えて計画的な資金管理を行わなければなりません。  

 

マンションのメリット


 

①セキュリティ面での安心感がある

マンションには、オートロックや防犯カメラ、管理人の常駐など、セキュリティが確保されています。 例えば、共用エントランスにはオートロックが設置されており、不審者の侵入を防ぐことができたり、防犯カメラが各階やエレベーター内に設置されているので、万が一のトラブル時にも迅速に対応することができます。 管理人が常駐している場合は、日常的な防犯パトロールや住民からの相談対応も行ってくれるため、安心して生活することができます。

②好立地の場所を選びやすい

マンションは、駅近くや商業施設の近くに建設されることが多く、利便性が非常に高いです。 例えば、駅から徒歩5分以内のマンションに住むことで、通勤時間を大幅に短縮することができます。また、近くにスーパーやコンビニ、飲食店が揃っているため、日常の買い物や食事が非常に便利で、忙しい日々の中でも快適な生活を送ることができます。

③ゴミ出しのストレスが少ない

マンションでは、ゴミ出しのルールが整備されており、24時間いつでもゴミを出せる施設がある場合も多いです。これにより、ゴミ出しのストレスが軽減され、生活が楽になります。 各階にゴミステーションが設置されているマンションでは、ゴミを出すのにエレベーターを使う必要がなく、便利です。また、24時間利用可能なゴミ置き場がある場合、仕事で遅く帰ってきた日でも、次の日の朝早くにゴミを出す必要がなくなるので生活リズムに合わせてゴミ出しができるようになります。  

 

マンションのデメリット


 

①騒音トラブルには注意が必要

マンションでは、隣の部屋や上下の階からの騒音が気になる場合があり、特に小さい子供がいる家庭では、足音や生活音が問題となることがあるため、防音対策が必要です。

例えば、子供が走り回る音や、大声で遊ぶ音が隣の部屋や下の階に響くことがあります。これにより、隣人とのトラブルが発生する可能性があるので、防音カーペットを敷いたり、子供の遊び時間を制限するなどの対策が必要です。

②管理規定によって制約がある場合も

マンションでは、リフォームやリノベーションを行う際に、管理規定によって制約があることがあります。

例えば、外壁や共有部分のリフォームは管理組合の許可が必要となります。また、内部のリフォームでも、配管や配線に関わる部分は共有部分とされ、自由に変更できないことがあります。そのため、リフォームを計画する際には、事前に管理規定を確認し、許可を得る必要があります。

③管理組合の参加が必須となる

マンションでは、管理組合の運営に参加する義務があります。定期的な会合や管理費の支払いなど、コミュニティ活動が求められるため、時間や労力がかかります。

管理組合の定期的な会合に参加し、マンションの運営や管理についての意見を述べる必要があったり、管理費や修繕積立金の支払いが求められ、これによりマンション全体の維持管理が行われます。これらの活動に参加することで、マンション全体の住環境を良好に保つことができますが、時間や労力を割く必要があります。

 

支払うお金はどう違う?


 

お金の計算

続いて、一番大切になってくる支払うお金の比較です。

購入時の金額や維持費を順にそれぞれ見ていきましょう。

1.平均購入金額

一戸建て
・注文住宅:4,397万円

・建売住宅:3,495万円

●マンション:4,545万円

参照:2020年度 フラット35利用者調査

 

建売住宅は他と比較して1,000万円ほど安価になっておりますが、注文住宅とマンションはほぼ同じ価格帯であることが上記からわかります。

2.イニシャルコスト(初期費用)

火災保険料・地震保険料 一戸建て:30~40万円
マンション:数万円
登録免許税 一戸建て:10~20万円(広さに比例)
マンション:10~20万円
仲介手数料 一戸建て:(物件価格×3%+6万円)+消費税
マンション:不要
修繕積立基金 一戸建て:不要
マンション:20~40万円
水道加入負担金 一戸建て:10~30蔓延
マンション:不要
地盤調査費・改良工事費 一戸建て:10万円~
マンション:不要
地鎮祭・上棟式(任意) 一戸建て:5万円前後
マンション:不要
合計 一戸建て:50~80万円+仲介手数料
マンション:30~60万円

共通でかかるものも多く、金額にそこまで差はありませんが、一戸建ての方がマンションと比較して初期費用は嵩む傾向にあります。

3.ランニングコスト(維持費)

一戸建てとマンションとで共通で毎月かかる費用は、

1:税金(固定資産税・都市計画税)

2:保険料(火災保険・地震保険)

3:修繕費(リフォーム等)

の3つですが、そのほかマンションのみで毎月発生するのは、管理費・修繕積立金・駐車場代金となります。

地域で差は出ますが、マンションのみでかかる費用で約3~5万円ほどとなり、生涯的に計算すると大きな差が出てきます。

 

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街並み

一戸建てとマンションのどちらが良いかは、求める条件やライフスタイルによって異なります。それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分のライフスタイルにあった最適の選択をすることが大切です。

 

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