2025.03.21/column

[平屋×防犯]防犯視点で見る平屋のリスクとその対策について

皆さん、こんにちは。ナチュレ広報部です。

平屋はワンフロアで生活が完結するため、階段がなく移動がしやすいことや、家族とのコミュニケーションが取りやすいことが魅力です。しかし、防犯の観点から見ると、すべての部屋が1階にあるため、侵入しやすいリスクがある点がデメリットとなります。

そこで今回は、「平屋の防犯リスクとその対策」について詳しく解説していきます。どのような家が空き巣に狙われやすいのか、また具体的な防犯対策を解説していくので平屋ご検討中の方は是非参考にしてください!

狙われやすい家の特徴と対策


 

①留守が多い家

空き巣は、人がいない時間帯を狙って侵入を試みます。特に共働き世帯や長期不在が多い家庭では、留守の時間が固定化されるため狙われやすくなります。

≪対策≫

・防犯カメラを設置し、外出中でもスマートフォンで監視できる環境を整える。

・タイマー付き照明を使用し、不在時でもランダムに点灯するようにする。

宅配ボックスを活用し、郵便物や荷物が溜まらないようにする。

・車をあえて駐車しておくことで、不在を悟られにくくする。

②人目につかない家

高い塀や植栽があると、不審者が周囲の視線を避けて侵入しやすくなります。住宅地の奥まった場所にある平屋も、防犯リスクが高まります。

≪対策≫

塀や植栽の高さを調整し、外部からの視線を遮りすぎないようにする。

センサーライトを設置し、夜間の不審な動きを検知できるようにする。

近隣住民と連携し、不審者がいれば報告し合う環境をつくる。

③防犯対策が不足している家

鍵が簡単に開けられる、窓の施錠が甘いといった防犯意識の低い家は、空き巣にとって狙いやすいターゲットです。

≪対策≫

玄関ドアは電子錠や指紋認証キーを導入し、ピッキング対策を強化する。

窓には補助錠を設置し、開けられるまでに時間がかかるようにする。

防犯フィルムを窓に貼り、ガラスを割りにくくする。

「平屋」で意識すべき防犯対策について


 

では実際に平屋のお家で行える具体的な防犯対策はどのようなものがあるでしょうか。それぞれ見ていきましょう。

平屋の防犯対策:玄関

玄関は侵入のメインルートとなるため、防犯対策を強化しましょう。ディンプルキーや電子錠を採用し、まずピッキングを防ぐことが大切です。また可能であれば、防犯カメラやモニターフォンを設置し、不審者を確認できるようにすると尚、防犯対策が強化されます。

 

さらに、玄関前にセンサーライトを設置することで夜間の視認性を高めることも防犯面においては重要な対策となります。

平屋の防犯対策:窓

次に窓の防犯対策として、防犯ガラスや防犯フィルムを活用することが効果的です。一般的な窓ガラスは簡単に割られてしまいますが、防犯ガラスを使用することで破るのに時間がかかり、泥棒が侵入を諦める可能性が高くなります。

 

また、窓の鍵を二重ロックにすることで、簡単に開けられないようにすることも防」対策の一つとなります。

平屋の防犯対策:庭

最後に庭の防犯対策として、防犯砂利を敷くことが第一に挙げられます。歩くと音がするため、不審者が忍び込もうとしてもすぐに気づくことができるようになります。

 

また、防犯カメラやセンサーライトを外に設置することで、狙われる可能性をさげることも方法の一つとして挙げられます。

 

間取りで見る「平屋」の防犯対策


 

平屋の間取り防犯対策:死角をなくす

死角の多い家は、侵入されやすくなってしまいます。例えば、家を囲う塀やフェンスが高かったり身を隠す場所が多い、外から中がまったく見えない家は、侵入されるリスクが高まるためおすすめできません。

 

家の外構計画を行う際は、開放感を意識してなるべく死角をつくらないことがポイントとなります。外からの視線が気になる場合は、窓の位置やカーテンなどで視線を遮る工夫を行いましょう。

平屋の間取り防犯対策:寝室の位置

間取りを検討する中で、寝室や子供部屋の位置は極力外の通行路から見えない間取りや家具の配置を考えましょう。どうしても通行路から見える間取りになってしまう際は、窓を防犯ガラスにしたり補助錠を設置してリスクを軽減することが大切です。

 

日常から行える防犯対策


 

▶ご近所とコミュニケーションをとる

警視庁の「侵入犯罪の情勢」によると、空き巣が犯行を諦めた理由として、「近所の人に声をかけられた」「ジロジロ見られたから」のようなものが上位で挙げられます。空き巣は連帯感のある地域を嫌いますので、近所の人とコミュニケーションが円滑に行われていることは、実際に防犯対策として非常に役立つのです。

▶郵便物をこまめに回収する

郵便物がポストにたまっていると、「留守しがちの家」と思われてしまい泥棒に狙われやすくなる可能性が高いです。忙しくてチラシなどがポストにたまりがちという方も多いと思われますが、できるだけポストの中身を確認して、こまめに回収を行うようにしましょう。

 

長期で外出を行う際は、新聞を止めてもらう、郵便受けを何も受け付けないようにテープなどを貼り塞いでおくなどの対策を行うようにしましょう。

▶バケツや脚立を使用したらすぐ片付ける

バケツや脚立は、泥棒が侵入するときの足場にされる可能性があります。また、鉢植えやブロックレンガを使って、高窓から侵入しようとする泥棒もいます。そのため、高窓だからといって絶対に侵入されないというわけでは決してありません。

庭など外に置きっぱなしにせずに、できるだけ倉庫や家の中にしまっておくようにしましょう。万が一踏み台になりそうなものがあっても侵入されないように、高窓であっても必ず施錠する習慣を身に付けてください。

 

防犯面を意識した「ナチュレの平屋」


 

ロータリーハウス不動産が手掛けるコンセプト分譲地「ナチュレ」の平屋は、防犯面を意識したお家となっています。

外構計画は見通しの良さを意識して不要なものは極力設置を行わず、人感センサーの門灯を設置することで防犯を意識した外回りとなっています。また、使用している窓は施錠が外から見えないタイプのペアガラス窓が標準仕様で、玄関ドアもスマートキーで施錠が行える防犯対策がしっかりとれたものを採用しております。

 

「ナチュレ」が行っている防犯対策について詳しく知りたい方はぜひ、ナチュレの見学イベントにお越しください!

安心して住み続けることができる家づくりを。


 

平屋の防犯リスクを理解し、適切な対策を施すことで、安全で快適な暮らしを実現することができます。ぜひ、私たちと一緒に防犯対策のとれた家づくりを行いましょう!