2025.09.19/column
IHとガスコンロ、どっちを選ぶ?新築住宅でIHが主流になっている理由
皆さん、こんにちは。ナチュレ広報部です。
新築住宅を検討する際、キッチンの「熱源選び」は暮らしやすさを大きく左右します。代表的なのが「IH」と「ガスコンロ」です。どちらを選ぶかによって、光熱費や使いやすさ、安全性、掃除のしやすさが変わります。
このコラムでは「IH」と「ガスコンロ」を徹底比較し、新築住宅でIHが主流になっている理由を詳しく解説します。
目次
IHとガスコンロの基本的な仕組みの違い
まずは「IH」と「ガスコンロ」の仕組みを理解することが大切です。
IHは電気の力で鍋そのものを発熱させる調理器具です。磁力を利用して加熱するため、炎が出ません。火を使わないので安全性が高く、室内の空気も汚れにくいのが特徴です。
一方、ガスコンロはガスを燃焼させて炎で直接加熱します。火力が強く中華料理のような高温調理に向いています。直火の調理感を好む人や、昔からガス調理に慣れている世代には根強い人気があります。
この仕組みの違いが、光熱費や使い勝手に大きな差を生んでいます。
IHのメリット
1. 安全性が高い
IHは火を使わないため、火災のリスクが低いです。小さな子どもがいる家庭や高齢者のいる世帯にとって安心できます。また、加熱面も調理後すぐに冷めやすく、誤って触れても火傷のリスクが軽減されます。
2.掃除が楽
IHはフラットなガラストップのため、汚れてもサッと拭くだけで綺麗になります。ガスコンロのように五徳を外して洗う必要がありません。忙しい共働き世帯にとっては大きな時短ポイントです。
3. 室内が汚れにくい
ガスコンロは燃焼時に二酸化炭素や水蒸気を発生させますが、IHは電気加熱なので空気を汚しません。換気の負担も減り、壁や天井の黄ばみも防げます。
4. エコで効率的
IHは鍋自体を直接加熱するため、熱効率が高くエネルギーロスが少ないです。光熱費削減にもつながります。
ガスコンロのメリット
1. 強い火力
直火のため、中華料理や炒め物など一気に加熱する調理にはガスコンロが有利です。プロの料理人がガスを選ぶ理由のひとつです。
2. 停電時にも使える
ガスコンロは停電時でもマッチやライターがあれば使えます。災害に備えたい方に安心感を与えます。
3. 鍋やフライパンを選ばない
IHは専用のIH対応鍋が必要ですが、ガスコンロならどんな調理器具でも使えるのが強みです。
IHとガスコンロのデメリット比較

【IHのデメリット】
・専用の調理器具が必要になる場合がある
・停電時に使用できない
・炎が見えないため、加熱感覚に慣れるまで時間がかかる
【ガスコンロのデメリット】
・掃除が手間
・火災リスクが高い
・室内が汚れやすく、換気が欠かせない
光熱費の比較
新築住宅でIHかガスコンロを選ぶ際に、多くの方が気になるのが光熱費です。
IHは電気を利用するため、オール電化住宅との相性が良いです。電気料金プランによっては深夜電力を利用し、効率的に家計を抑えられます。特に最新の省エネ型IHは熱効率が90%近くあり、エネルギーロスが少ないのが特徴です。
一方、ガスコンロは都市ガスやプロパンガスの料金に左右されます。都市ガスエリアであればコストを抑えやすいですが、プロパンガス地域では割高になるケースが多いです。
結果的に、長期的に見ればIHのほうが家計に優しいことが多いのです。
子育て世帯がIHを選ぶ理由
近年、子育て世帯でIHの人気が高まっています。理由は以下の通りです。
・子どもが触れても炎がないので安心
・火を使わないため空気がきれいで、ぜんそくやアレルギーが気になる家庭に安心
・掃除が簡単なので家事の時短につながる
「安全」「清潔」「時短」というポイントが、子育て世帯のライフスタイルに合っているのです。
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まとめ
「IH」と「ガスコンロ」を比較すると、それぞれにメリットとデメリットがあります。しかし、新築住宅でIHが主流になっているのは、安全性・掃除のしやすさ・光熱費効率といった暮らしの質を高めるポイントが多いためです。
これから新築や建売住宅を検討される方は、家族のライフスタイルに合った選択をすることが大切です。特に子育て世帯や共働き世帯には、IHが快適な暮らしを支える大きな力となるでしょう。
ロータリーハウス不動産では、建売住宅ではIHを採用し、家事や暮らしがより快適になる住まいをご提案しています。新築住宅をお探しの際には、ぜひ一度ご見学ください。