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2025.11.14/column

断熱材でここまで変わる!快適な住まいのつくり方

皆さんこんにちは。ナチュレアンドホーム広報部です。

家づくりを考えるとき、間取りやデザイン、設備に注目しがちですが、「断熱材」の選び方が快適な住まいづくりに大きく関わっていることをご存じでしょうか。
断熱材は、家の温度を一定に保ち、夏も冬も快適な室内環境を守る役割を果たしており、特に冷暖房費の節約や健康的な室内環境を保つためには、断熱性能が欠かせません。


断熱材と快適な住まいとの関わり方について解説していきますのでぜひ最後までご覧ください!

断熱材とは?その役割と重要性


 

断熱材とは、外気の温度変化を室内に伝えにくくするための素材です。
壁・天井・床などに組み込まれ、夏の暑さや冬の寒さを遮断します。

 

断熱材の性能が低いと、エアコンの効きが悪くなり、電気代やガス代などの光熱費が高くなってしまいます。
逆に、断熱性能が高ければ、外気温に左右されにくく、一年中快適で省エネな暮らしを実現できます。

 

また、断熱材は快適さだけでなく「家の寿命」にも影響します。外気との温度差で生じる結露は、構造材の劣化やカビの原因となるため、しっかりとした断熱材選びは住宅の耐久性を高めるうえでも重要なのです。

 

主な断熱材の種類と特徴


 

断熱材には大きく分けて「繊維系」と「発泡系」の2種類があります。
それぞれの特徴を理解することで、自分たちの暮らしに合った断熱材を選びやすくなります。

▪ 繊維系断熱材(グラスウール・ロックウールなど)

繊維系の代表がグラスウールです。
ガラスを繊維状に加工したもので、空気をたっぷり含む構造のため、熱を伝えにくい特性があります。
リサイクルガラスを使用している点も環境に優しく、コストパフォーマンスにも優れています。

 

また、耐火性が高く燃えにくいという特徴があり、火災時の安全性の面でも安心です。
施工性も良く、多くの住宅メーカーが標準採用しています。

 

同じ繊維系の「ロックウール」は鉱物を原料とし、音を吸収する効果も高いのが特徴です。
ただし、グラスウールと比較するとコストがやや高めになる傾向があります。

▪ 発泡系断熱材(ウレタンフォーム・ポリスチレンフォームなど)

発泡系は、樹脂を発泡させて作る断熱材です。
代表的なものに「ウレタンフォーム」や「ポリスチレンフォーム」があります。
これらは施工時に隙間なく充填できるため、気密性が高いのが特徴です。

 

ただし、経年劣化により性能が低下しやすいことや、コストが比較的高い点がデメリットとして挙げられます。
また、燃焼時に有害ガスを発生する素材もあるため、安全性や環境面での配慮も必要です。

 

コスパ重視派が注目すべき「断熱材」選びのポイント3選


 

家づくりを進める若い世代にとって、「断熱材にそこまで差があるの?」と思う方も少なくありません。
しかし、断熱材の性能はランニングコスト住み心地に直結します。
ここでは、特にコスパ重視の方が押さえておきたい選び方のポイントを紹介します。

①初期コストだけで判断しない

安い断熱材を選んでも、性能が低ければ冷暖房費が上がり、結果的にトータルコストが高くなることも。
数年単位で見たときの光熱費削減効果まで含めて比較することが大切です。

②断熱性能と気密性のバランスを確認

断熱材の性能を示す指標に「熱伝導率(λ値)」があります。
数値が低いほど断熱性能が高いことを意味します。


ただし、断熱性能が高くても、施工時の隙間が多いと効果が半減します。
そのため、素材だけでなく「施工品質」も重視しましょう。

③メンテナンス性と耐久性も大事

長期間安心して使える断熱材を選ぶこともポイントです。
湿気に強く、経年劣化しにくい素材を選ぶと、快適さが長続きします。

 

グラスウールは適切に施工されていれば数十年単位で性能を維持できるとされ、コスト・性能・耐久性のバランスが取れています。

 

比較してわかる!断熱材ごとの違い


 

断熱材断熱性能コスト耐久性防火性環境性能
グラスウール高い安い高い非常に高い高い
ロックウール高い高い高い
ウレタンフォーム非常に高い高い低~中
ポリスチレンフォーム高い

この比較からもわかるように、グラスウールは性能とコストの両面でバランスが取れており、
「快適さ」と「経済性」を両立させたい家庭に最適な選択肢の一つといえます。

 

実際の暮らしで感じる断熱材の効果


 

断熱材の違いは、暮らしてみると体感的にわかります。
例えば冬の朝、家の中が外よりずっと暖かい。
夏の夜、エアコンを切っても寝苦しくない。
こうした快適さを支えているのが断熱材の働きです。

また、断熱材の性能が高い家は結露が少なく、カビやダニの発生も抑えられます。
小さな子どもがいる家庭でも、健康的に過ごせる環境づくりができるのです。

特にグラスウールは音を吸収する性質があり、外からの騒音や生活音を軽減してくれます。
子育て世帯にはうれしい静かな住空間を保つ効果も期待できます。

 

ナチュレアンドホームはグラスウールを使用した性能とコスパの良いお家。


 

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断熱材選びが「快適な住まい」への第一歩


 

断熱材は、家の性能を左右する“見えない主役”です。
どの断熱材を選ぶかによって、冷暖房費・住み心地・健康面など、暮らし全体の質が変わります。

 

数ある断熱材の中でも、グラスウールは価格・性能・環境性のバランスが取れた選択肢として、多くの住宅で採用されています。
初期費用を抑えつつ、長期的に快適で省エネな暮らしを実現したい方にとって、非常に魅力的な断熱材といえるでしょう。

家づくりを考えるときは、ぜひ「断熱材」にも注目してみてください。
目には見えませんが、あなたの暮らしを静かに支える大切なパートナーになるはずです。