2025.11.28/column
ローンより怖いのは賃貸の値上げ?若者世帯の今どき住宅事情

皆さん、こんにちは。ナチュレアンドホーム広報部です。
現在賃貸の値上げがどんどん行われ、住宅ローンの支払いと同じくらいの負担となってきています。
今回は賃貸に住む皆さまに、値上げの背景と住宅ローンの支払いに関してご説明していきます。ぜひ住宅購入のご参考にしてください!
目次
賃貸値上げが当たり前の時代に
ここ数年、賃貸の家賃が全国的に上昇しています。
都心ではなく地方でも例外ではなく、特に新しい賃貸やファミリー向け賃貸ほど値上げが進んでいます。
実際、民間の全国家賃調査でも「3年連続で上昇傾向」というデータが出ており、地方都市でもジワジワと賃貸の値上げが広がっています。
この背景には、物価高・建築費の上昇・中古賃貸の供給不足などが重なっています。
しかし、この値上げの一番の影響を受けているのは子育て世帯・若者世帯です。
・子どもが大きくなり間取りを広げたい
・保育園や学校の近くに住み続けたい
・賃貸の更新ごとに家賃が値上げされる
こういった状況が“家賃の固定化が難しい”という不安につながっています。
賃貸に住み続ける不安は「毎年の値上げリスク」
賃貸に住み続ける場合、ローンのように「35年間金額が変わらない」という仕組みではありません。
▪ 賃貸の主なリスク
・更新時の値上げ
・敷金・礼金の再負担
・駐車場の値上げ
・物件の老朽化による住みにくさ
・子どもの成長に伴う手狭感
特に近年は、賃貸オーナー側も建材価格や税金の上昇を受けており、値上げは珍しい話ではなくなりました。
つまり、「いま払っている家賃が10年後も同じ保証はない」ということです。
“住宅ローン=怖い”は昔の考え方?
若者世帯の中には
「住宅ローンは怖いから賃貸でいい」
という声もありますが、最近は考え方が変わりつつあります。
なぜか?
賃貸は “値上がるリスク” があるが、住宅ローンは“固定される仕組み”があるから。
住宅ローンを固定金利で組めば、35年間支払額は変わりません。
対して賃貸は、物価高や地域の人気など、外部要因で家賃が上がり続ける可能性があります。
若者世帯が持ち家を検討し始めた3つの理由
①賃貸より持ち家のほうが毎月の支払いが安くなるケースが増えた
とくに地方では、
家賃8〜9万円の賃貸 → 月々7万円台の住宅ローン
という逆転現象が起きています。
「え?持ち家の方が安いの?」
と思う人は多いですが、
・低金利が続いている
・建売住宅の価格が安定している
・家賃の値上げが進んでいる
こうした要因が重なり、賃貸より持ち家が“コスパよく”なりました。
②資産として残る安心感
賃貸は毎月支払っても資産になりませんが、持ち家は返済が進むほど自分のものになります。
若者世帯の中では
「家賃を払い続けるのがもったいない」
という声が増えています。
③子育てがしやすい
持ち家の魅力として一番大きいのがこれ。
・足音を気にしない
・間取りが自由
・収納がたっぷり
・車を玄関のすぐ横に置ける
・ベランダや庭で遊べる
賃貸では叶わなかった“子育てのしやすさ”を求めて持ち家に移るケースが増えています。
賃貸と持ち家、10年でどれくらい差がつく?
■ 賃貸の場合(家賃8万円 → 年1,000円値上げ想定)
10年間で支払う家賃:約992万円
(更新料・駐車場代の値上げがあればさらに増加)
■ 持ち家の場合(建売で月々7.2万円のローン想定)
10年間の返済額:約864万円
差額:約128万円
さらに持ち家は資産として残りますが、賃貸は 0 円です。
つまり、賃貸に10年住むのは、128万円を“消えていく支払い”として捨てるようなもの。
若者世帯に増えている「建売住宅」という選択肢
注文住宅よりも価格を抑えやすく、賃貸よりも広くて快適。そしてローンは一定。
“手頃さ・住みやすさ・安心感”
この3つのバランスが良いのが建売住宅です。
さらに最近は、
・太陽光パネル付き
・高断熱
・収納多め
・子育て目線の間取り
・車2台駐車
・落ち着いた住宅街
など、若者世帯や子育て世帯に寄せたプランが増えており、賃貸からの住み替えが加速しています。
もし「賃貸の更新が不安…」と思っているなら
「賃貸の更新が不安…」と思っている方は、建売住宅での生活を一度見てみませんか?
今の家賃と比べて
「え、こんなに月々変わらないの?」
「賃貸より広い…!」
と驚く方は本当に多いです。
▼ ナチュレアンドホームの建売住宅 ▼
賃貸の値上げに怯える毎日より、
未来の支払いが固定される安心を手に入れるほうが、
子育て世帯にとっては“ストレスの少ない選択”になるかもしれません。
「賃貸で払い続ける未来」と「住宅で固定できる未来」どちらを選ぶ?
賃貸の値上げが当たり前になりつつある今、若者世帯・子育て世帯は
“住宅に住むほうがリスクが少ない”
と考えるケースが増えています。
もちろん、賃貸にも便利さや身軽さのメリットがあります。
ただ、10年・20年という長い目で見ると、
▪ 賃貸:ずっと支払いが続き、値上げリスクあり
▪ 持ち家:支払いが固定化され、資産として残る
という大きな差が生まれます。

