2024.08.16/column
吹き抜けリビングのメリットデメリットと吹き抜けを選ぶポイントをご紹介!
皆さん、こんにちは。ナチュレ広報部です。
吹き抜けリビングは、家の雰囲気を一変させる魅力的な空間デザインです。実際リビングを吹き抜けにするとどんなメリットやデメリットがあるかご存じでしょうか?
今回は、吹き抜けリビングのメリットデメリットと吹き抜けを活かすポイントをご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
吹き抜けとは?
吹き抜けとは、建物の天井が高く、複数の階にまたがる空間を指します。特にリビングに吹き抜けを設けることで、開放感と豪華さを兼ね備えたデザインを実現できます。通常は2階建て以上の家で、リビングやエントランス部分を吹き抜けにすることが多く、家全体の印象を大きく変えることができます。
吹き抜けのメリット
吹き抜けのメリット①開放感がある
吹き抜けの最大の特徴は、圧倒的な開放感です。天井が高いことで、視覚的に空間が広がり、リビング全体がより大きく感じられます。例えば、30㎡のリビングでも、吹き抜けを設けることで50㎡以上の広さを感じさせることが可能です。
開放感は、住む人の心にもゆとりを与えます。例えば、忙しい日常の中でも、広々とした空間でリラックスすることができるため、ストレスの軽減につながります。
吹き抜けのメリット②自然光をとりいれやすい
吹き抜けは、上層階からの自然光を効率よく取り入れることができます。特に南向きの窓を設けることで、日中はほとんど照明を必要としません。これにより、電気代の節約にもつながります。
自然光は、部屋を明るく爽やかに演出し、住む人の気持ちを明るくします。また、光を多く取り入れることで、室内の植物もよく育ち、インテリアとしての魅力をさらに高めることができます。
吹き抜けのメリット③家族とのコミュニケーションがとりやすい
吹き抜けのリビングは、上下階のつながりを強調します。上の階にいる家族とも、声や音が届きやすく、視線を交わすことが可能です。これにより、家族間のコミュニケーションが自然に促進され、家族の絆が深まります。
吹き抜けを活用して、家族が一体となれる空間を演出することができるのです。
吹き抜けのデメリット
吹き抜けのデメリット①空調が効きづらい
吹き抜けは空間が広いため、冷暖房の効率が悪くなることがあります。特に冬場は暖気が上部にたまりやすく、リビングの温度が安定しにくくなります。空調設備の選定や配置を工夫することが重要です。
吹き抜けのデメリット②音や匂いが伝わりやすい
吹き抜けは、音や匂いが上下階に伝わりやすい構造です。そのため、リビングでの会話やテレビの音、料理の匂いが上階まで届くことがあります。プライバシーを重視する場合には、注意が必要です。
また、リビングでの家族の会話が2階の寝室まで聞こえることがあるため、夜遅くに話をする場合は、声を抑える必要があります。
吹き抜けのデメリット③掃除の手間がかかる
吹き抜け部分の掃除は手間がかかります。特に、高い位置にある窓や照明の掃除が大変です。定期的なメンテナンスが必要であり、手が届きにくい場所の清掃は専門業者に依頼する場合もあります。
対策としては、掃除のしやすさを考慮した設計をすることで、手間を軽減することができます。
吹き抜けをつくる際の3つのポイント
ポイント①シーリングファンを検討する
シーリングファンを設置することで、空気の循環を促進し、温度ムラを減らすことができます。これにより、冷暖房効率が向上し、快適な室内環境を実現できます。
シーリングファンは、冬場には暖気を下に、夏場には冷気を上に循環させることで、効率的な空調を可能にします。これにより、冷暖房費の節約につながり、快適な温度を保つことができます。また、デザイン性も豊富で、インテリアとしてのアクセントにもなります。
ポイント②メンテナンス性が考慮された間取りかどうか
吹き抜けを計画する際は、メンテナンスがしやすい設計を考慮することが重要です。例えば、掃除用の足場を確保したり、掃除しやすい素材を選ぶことで、日常の手間を軽減できます。
高い位置にある窓や照明の掃除を楽にするために、はしごをかけやすい構造や、クリーニング用の機能を持つ窓を選ぶことを検討しましょう。また、汚れがつきにくい素材を選ぶことで、掃除の頻度を減らすことができます。
ポイント③断熱性が高いかどうか
断熱性能を高めることで、冷暖房の効率を向上させ、快適な室温を保ちやすくなります。窓の位置や素材を工夫することで、エネルギー効率を最大化できます。
吹き抜けの空間は冷暖房効率が課題となるため、断熱材や高性能な窓を使用して、熱の出入りを最小限に抑えることが重要です。断熱性能が高いことで、冷暖房費を節約し、年間を通じて快適な居住空間を維持できます。
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