2024.11.08/column

木の家で暮らす-自然素材の住宅がもたらす心地よい暮らし-

自然素材 住宅

皆さん、こんにちは。ナチュレ広報部です。

自然素材を使った家は、加工素材にない味わいや心地よさがあり、近年注目を集めています。今回のコラムでは、自然素材の魅力や心地よい暮らしを実現するためのポイントを分かりやすく解説します。

ぜひ最後までお付き合いください!

自然素材の住宅とは


 

自然素材のお家は、自然の恵みを活かした素材を使用して建てられた住宅です。これにより、人工的な素材に比べてより温もりのある空間が生まれます。主に無垢材、漆喰、珪藻土といった素材が用いられており、これらが独特の風合いと機能性を備えている点が魅力です。

 

自然素材のお家が注目を集めて理由としては、建材に含まれる化学物質がさまざまな不調をきたす「シックハウス症候群」の一因となることが大きいからでしょう。また、自然素材には吸湿性が高いものや調湿効果が優れている高機能なものも多く、快適な暮らしの実現にも役立ちます。

 

では住宅に主に使用されている自然素材の種類と特徴をそれぞれご説明していきます。

 

主な自然素材の種類


 

①無垢材

無垢材は、木そのものを使用した素材であり、年を重ねるごとに風合いが増す特徴があります。肌に触れる部分が温かく、また湿度を調整してくれるため、心地よい環境が実現します。例えば、夏はさらりとした涼しさを保ち、冬にはしっかりとした断熱性を発揮します。

 

無垢材が使われるのは主に、床(フローリング)や壁、天井、柱などが挙げられます。木の種類によって硬さや質量、価格、見た目の風合いなどが異なるため、用途や好みに応じて使い分けられています。

②漆喰

漆喰は、消石灰、砂、のり、水などを混ぜ合わせた天然素材の左官材料で、調湿・消臭効果が高いのが特徴です。アレルギーや敏感肌の方に優しい素材でもあります。湿気が多い場所でもカビの発生を抑え、自然な空気清浄効果を期待できるため、室内の空気をクリーンに保つことができます。

 

「呼吸する壁」とも呼ばれており、日本では飛鳥時代から使われているといわれる伝統的な素材で、強度が高く、加えて不燃性で、万が一火事が発生した際の防災効果も期待できます。

③珪藻土

珪藻土は、主に壁材として使用され、抜群の吸湿性と放湿性があります。特に湿気の多い季節には調湿効果を発揮し、乾燥が気になる冬場には湿度を保ってくれます。珪藻土を取り入れた家は、季節を問わず快適な空間を保つことが可能です。

 

また、珪藻土の効果は半永久的に続くため、ランニングコストの削減に向いている自然素材です。珪藻土に着色料を混ぜれば、部屋ごとの色合いを変化させることもでき、カラーバリエーションが豊富な点も魅力の一つといえるでしょう。

 

自然素材のお家で実現する心地よい暮らしとは。


 

▶健康的でからだに優しい

自然素材を積極的に使うことで、化学物質が含まれる素材が引き起こすシックハウス症候群を防ぐことができます。一生に一度の買い物ともいえる住宅の購入は、簡単に建て替えられるものではありません。
万が一、建材が原因でシックハウス症候群になってしまえば、生活の質は大きく低下してしまいます。

 

自然素材の家は健康面への悪影響がなく、健やかな暮らしを実現できることがメリットだといえるでしょう。

▶耐火性・機能性が優れている

自然素材には耐火性や防腐性がいろいろあるものも多く、建物の長寿命化に貢献します。 特に漆喰や珪藻土の壁は火災時の安全性を高めるため、災害に備えたいご家庭にとっても心強い選択肢です。

 

実際に耐用年数を比較すると、一般的に加工を加えている集成材は50~100年と言われているのに対して、法隆寺の建設にも使用されているヒノキという無垢材は数百年~数千年の耐久性があると言われています。

▶夏は涼しく、冬は暖かい

無垢材や珪藻土は温度や湿度を調節する力があり、夏は涼しく、冬は暖かい空間が実現します。これは、エアコンや暖房に頼りすぎることなく快適に過ごせるため、電気代の節約にもつながります。

 

また、暮らしの快適度は温度や湿度で大きく左右されるでしょう。ジメジメする夏には湿気を吸収し、乾燥しがちな冬は湿気を放出してくれます。

 

自然素材の活用で理解しておくべき3つのポイント


 

ポイント

①色や形にばらつきがある

無垢材や珪土には味や模様にばらつきがあるため、全てが均一な仕上がりにはなりません。自然のものをそのまま使用しているので、節や色むらなどが 起き、自然の風合いを楽しむ方には魅力的ですが、統一感を重視する方はいびつに感じてしまうかもしれません。

 

また素材によっても性質がそれぞれ異なるので、自然素材を使うときは素材の特徴を知り、機能を十分に発揮できる場所に用いることが大切だといえるでしょう。例えば無垢材の針葉樹はやわらかくキズが付きやすい反面、温かみがあり、素足で歩くスペースに適しています。

②経年変化を楽しめるかどうか

自然素材は、時が経つにつれて風合いが変わり、その変化を楽しむことが醍醐味です。無垢材が経年で色味が増したり、漆喰が少しずつ柔らかな表情を見せるのも魅力の一つです。

 

例えば、子どもが無垢材のフローリングにキズを付けてしまったとしても、時間が経てば思い出になります。自然素材の経年変化は、家族の歴史とともに刻まれていく魅力があります。

③メンテナンスを怠らない

自然素材の家には定期的なメンテナンスが欠かせません。定期的な手入れを怠ると、劣化が早まってしまうこともあります。しかし、きちんとメンテナンスすることで長持ちし、より長く住まいに愛着を持つことができます。

 

見た目を美しく保ち、快適な住環境を維持するためには、変化や劣化などを早期発見することが大切で、日常的なお手入れやメンテナンスを欠かせません。

 

自然素材と暮らすナチュレのお家


 

ナチュレの分譲住宅

ロータリー不動産が手掛けるコンセプト分譲地「ナチュレ」のお家では、自然素材を使用し、住まう家族みんなが日々をリラックスできる空間を提供しています。

自然素材の持つ温もりや癒しの効果が、生活する人の心と体を穏やかにしてくれ、毎日を心地よい暮らしへと変えるお家づくりを目指しております。

 

自然素材の住宅で快適に暮らそう


 

自然素材の家は、心地よさだけでなく健康面でも優れており、環境に配慮した生活を実現することができます。

それぞれの魅力を知ることで、温かみのある理想のお家となり、季節を問わず快適に過ごすことができます。

 

このコラムを読んで自然素材が気になったり、更に興味を持たれた方はぜひ、ナチュレのモデルハウス見学会にお越しくださいませ。皆さまのご来場、心よりお待ちしております。