2025.07.18/column
分譲地の近隣トラブル急増中!失敗しない土地選びのポイント
皆さん、こんにちは。ナチュレ広報部です。
「道路族」とは、分譲地内の道路など、共有スペースを巡って起こる近隣トラブルを背景に、近年使われるようになった言葉です。
家の前の道路で遊ぶ子どもたちや、それを見守る親の振る舞いが原因で、騒音や通行の妨げ、プライバシー問題などのストレスを感じる住民も少なくありません。
目次
なぜ分譲地の道路が“庭化”してしまうのか?

さらに、近隣トラブルをより深刻にしている原因のひとつが、マナー違反です。
たとえば、分譲地内の共有道路にはみ出してバーベキューをしたり、バスケットゴール自体は敷地内でも、ボールを投げるのは道路上からというケース。
こうした行為が繰り返されると、「道路を私的に占有している」と感じる住民も多く、近隣トラブルの火種となることがあります。
分譲地で暮らすすべての家族が、気持ちよく生活できる環境をつくるには、こうした問題を他人事と思わず、土地選びの段階から“住環境の質”に目を向けることが大切です。
分譲地まるごと“まちづくり”で、近隣トラブル予防
近隣トラブルを防ぐためには、個人のマナーや注意喚起だけでは限界があります。
本質的な対策には、「まちづくり」そのものの視点が欠かせません。
ナチュレは、【ゆるやかにつながるまち】をテーマに、家づくりだけでなく“まちづくり”から丁寧に考えています。
家族同士が自然につながり、地域全体がゆるやかにつながることで、心地よく過ごせるコミュニティを実現。
デザインや自然との調和も大切にしながら、ナチュレタウンでの暮らしがもっと豊かになるような環境づくりを目指しています。
ナチュレのまちづくりを詳しく説明していきます。
【癒し】自然体で暮らせる環境
ナチュレでは、限られた広さの敷地でも、建物配置や外構の工夫により空間的な広さを感じ、外構、植栽もデザイン性に富んだ緑を感じる住環境を実現し、ゆとりを感じられる自然体の暮らしができます。
◎まちなみの工夫◎
・建物位置 ・オープン外構
・道路からの離隔距離 ・建物規模
・建物の離隔距離 ・屋根の形状、角度
・建物付属施設の設置基準 ・緑化の基準
まち全体にゆとりを感じられるよう、建物の配置(配棟)や外構にも工夫をこらしています。

道路から両端30cmをバッファーゾーンとして歩行者の通行をアシストします。
【楽しむ】暮らしを楽しめるしかけ
ナチュレでは、広いながらも限られた空間でより、生活を楽しめるよう工夫をしています。
緑化されたオープン外構により開かれた庭ではちょっとしたアウトドアライフや夏のプール、家の中でも、
お隣さんとのプライバシーを守る工夫によりプライベートな空間を楽しく快適に過ごせます。
[配棟の考え方]
区画の一部には、採光、通風をよりよくするため建物をななめに配棟するなどの工夫をしています。

[建物・開口の考え方]
お互いに圧迫感を感じないように、建物、付属物の設置ラインの設定や、プライバシー確保のため建物に開口制限面を設け、窓の形状を設定しています。

このような住宅設計は、子どもが外に出すぎず、敷地内でも快適に過ごせる空間を提供し、過剰な道路利用を避ける効果に繋がります。
【コミュニティ】安全に、安心できる暮らし
災害時にまちとして対応できるように防災ポケットを設けることで災害時でも安心していただけます。
緑地では、シンボルツリーを中心にのんびりできる工夫をしています。
[緑地]
ナチュレ長尾西では、緑地中央に高木を設置し、まちのシンボルツリーとしています。
その木を囲むように緑地とベンチを設け、暑い日も木陰でのんびり過ごせます。
お子様同士が遊んだり、分譲地内の方とのコミュニケーションが自然に生まれるスペースになっています。
[防災ポケット]
≪かまどベンチ≫ ※長尾西のみ。
通常はベンチで災害時煮炊きができるかまどに。
≪マンホール≫ ※長尾西のみ。
災害時、この場所に非常用トイレ用のマンホールがあり、簡易トイレが設置可能。
≪井戸≫
災害時一番大事な水を確保する非常用の井戸です。通常はお子様の水遊びなどに使用可能。
≪防災倉庫≫
防災ベンチの燃料、非常用トイレなどを保管。

これらのまちづくりは、結果的に健全な住民同士の関係性や、互いに配慮しあう文化を育てる土壌になります。
近隣トラブルの解消には“まちづくり”からのアプローチ
分譲地における近隣トラブルの問題は、住宅購入時には見えにくく、住んでから気づく「落とし穴」です。
だからこそ、最初の段階で、
・分譲地全体の設計思想
・地域の住民層(子育て世帯中心か、高齢者多めか)
といった視点までチェックすることが、後悔しない土地選びに直結します。
なぜナチュレの分譲地は選ばれるのか?
ナチュレの分譲地は、単なる「分譲地」ではありません。
一軒一軒の家の設計に加え、「まち全体の環境設計」を、一から丁寧に行っています。
・自然体で暮らせる空間
・日常の暮らしが楽しくなるしかけ
・安全に子育てできるコミュニティの設計
これらを下田井・長尾エリアの自然や風土に合わせて、整備しています。
その結果、「入居後の満足度が高い」「近隣トラブルの悩みが少ない」という声をいただいています。
理想と現実を両立する土地選び
土地を選ぶとき、建物のデザインや価格だけでなく、「どんな人と、どんな空間で暮らすのか」まで意識することが、安心・安全な暮らしへの第一歩です。
とくに分譲地での近隣トラブルを避けたい方は、まちづくりまで目を向けた設計をしている分譲地を選ぶのが賢明です。
高松市とさぬき市で新築一戸建て・分譲住宅を検討している方は、ナチュレまでお気軽にご相談ください♪