2026.02.06/column
収納を増やすより、暮らしを整える家づくりについて
皆さん、こんにちは。ナチュレアンドホーム広報部です。
「収納は多ければ多いほどいい」
家づくりを考え始めたとき、多くの方がそう思われるのではないでしょうか。
本当に快適な暮らしを叶えるためには、ただ収納を増やすのではなく、日々の暮らし方そのものを見つめ直し、整える家づくりが重要です。
今週のコラムでは、「収納を増やすより、暮らしを整える」という視点から、後悔しない家づくりの考え方を詳しく解説します。
目次
なぜ収納を増やしても暮らしは整わないのか
収納量が多い家でも、暮らしが整っていないと感じる理由は明確です。
それは、「どこに」「何を」「どう使うか」が暮らしの動線と結びついていないからです。
例えば、
・使う場所と収納場所が離れている
・収納の奥行きが深すぎて物が埋もれる
・家族それぞれの暮らし方が考慮されていない
こうした収納は、一時的に片付いたように見えても、暮らしの中で必ずストレスになります。結果として「とりあえず置く」場所が増え、暮らしが乱れていくのです。
収納は、暮らしを支えるための“道具”であり、目的ではありません。
暮らしを整える視点がなければ、収納はいくら増やしても機能しないのです。
「暮らしを整える」とはどういうことか
暮らしを整える家づくりとは、見た目をきれいにすることではありません。
毎日の暮らしが自然と回り、無理なく続く状態をつくることです。
・片付けなくても散らかりにくい
・家事や身支度がスムーズ
・家族それぞれの暮らしが尊重されている
こうした状態が、暮らしが整っている家です。
そのためには、「物」から考えるのではなく、「暮らし」から考えることが欠かせません。
朝起きてから夜眠るまで、どんな暮らしをしているのか。
平日と休日で暮らしはどう変わるのか。
子どもの成長によって暮らしはどう変化していくのか。
暮らしの流れを丁寧に想像することが、整った家づくりの第一歩です。
収納計画は「動線」と「暮らし」がセット
暮らしを整えるための収納計画で最も重要なのが、動線との関係です。
どんなに大容量の収納があっても、暮らしの動線から外れていれば使われなくなります。
例えば玄関。
靴だけでなく、上着、バッグ、帽子、子どもの通園グッズなど、玄関まわりの暮らしは意外と物が多いものです。ここに暮らしに合った収納があれば、「置きっぱなし」が減り、自然と暮らしが整います。
それぞれの暮らしの場面に、必要な量・形・位置の収納を用意することが大切です。
収納は「家族の数」だけ考えればいいわけではない
暮らしを考える上で見落としがちなのが、「誰が」「どのように」使うかという視点です。
同じ家族構成でも、暮らし方は家庭ごとにまったく異なります。
共働きで忙しい暮らしや在宅ワーク中心の暮らし、子ども中心の暮らしなど…
それぞれの暮らしに合った収納でなければ、暮らしは整いません。
特に子育て世帯では、暮らしは年々変化します。
今の暮らしだけで収納を考えてしまうと、数年後には使いづらくなることも珍しくありません。
将来の暮らしを見据えた「余白」を持たせることも、暮らしを整える家づくりでは重要です。
間取りと収納は切り離して考えない
暮らしを整えるためには、収納と間取りをセットで考える必要があります。
間取りが暮らしに合っていなければ、どんな収納も活かされません。
例えば、
①リビングを通らないと各部屋に行けない暮らし
②家事が一か所で完結する暮らし
③家族が自然と集まる暮らし
こうした暮らしの設計があってこそ、収納が意味を持ちます。
暮らしを整える家は「片付けなくていい家」
暮らしが整っている家は、特別な片付けをしなくても整って見えます。
それは、暮らしの中で「戻す場所」が自然と決まっているからです。
これこそが、暮らしを整える家の本質です。
収納を増やすことよりも、暮らしの中で「迷わない」こと。それが、日々のストレスを減らし、心地よい暮らしにつながります。
ナチュレアンドホームが大切にしている暮らし視点の家づくり
ナチュレアンドホームでは、収納量の多さを売りにすることはしていません。
それよりも、「どんな暮らしをしたいのか」を丁寧にヒアリングし、その暮らしに合った設計を大切にしています。
「暮らしの動線、家族の距離感、将来の暮らしの変化」
これらを踏まえたうえで、必要な収納を必要な場所に計画します。
結果として、無駄な収納がなく、暮らしが自然と整う住まいが完成します。
まとめ|収納ではなく、暮らしから家を考える
収納を増やすことは、暮らしを整えるための手段のひとつに過ぎません。
本当に大切なのは、日々の暮らしをどう過ごしたいかを明確にし、その暮らしに合った家をつくることです。
暮らしを整える家づくりは、
・家事の負担を減らし
・家族の時間を増やし
・長く心地よい暮らしを支えます。
これから家づくりを考える方は、ぜひ「収納量」ではなく、「暮らし」を軸に考えてみてください。
その視点こそが、後悔しない家づくりへの近道です。
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