2025.01.17/column
住宅購入において大切なイニシャルコストとは?
皆さん、こんにちは。ナチュレ広報部です。
「住宅を購入したいけれど、どのくらいの初期費用が必要なのかわからない」とお悩みではありませんか?
一生に一度の大きな買い物だからこそ、事前にしっかりとした情報を集めて、無理のない資金計画を立てることが大切です。
これから新築一戸建ての購入を考えているご家族や、住まい選びで迷っている方に役立つ内容となっています。
ぜひ最後までお読みいただき、ご自身の理想のマイホーム購入に役立ててください!
目次
住宅のイニシャルコストとは?

住宅購入におけるイニシャルコストとは、物件を購入する際に必要となる初期費用全般を指します。これは、住宅本体の購入価格だけでなく、各種手続きや付帯工事費用、引っ越し費用、家具・家電購入費用など、多岐にわたります。 「住宅ローンがあるから、初期費用はそれほどかからないのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、多くの場合、これらの費用は現金での支払いが必要となるため、事前の準備が不可欠です。 例えば、物件価格が3000万円の住宅の場合、諸費用としてさらに200万円~300万円程度が必要になるケースも少なくありません。これを知らずに契約を進めてしまうと、予想外の出費に悩まされることになります。
イニシャルコストの内訳
その①住宅の購入費用
住宅の購入費用は、物件価格に加え、不動産仲介手数料や印紙税、不動産取得税などの諸費用を含みます。 具体的には以下のような費用が発生します。
不動産仲介手数料:物件価格の約3%+6万円+税別が目安
印紙税:契約金額に応じて1万円~10万円程度
登記費用:所有権移転登記や抵当権設定登記で10万円~30万円程度
これらの費用は、物件価格とは別に用意する必要があるため、見落としがちです。
その②本体工事費用
本体工事費用とは、住宅そのものを建築する費用です。延床面積30坪の新築一戸建ての場合、1500万円~2000万円程度が相場となっています。 この費用には、設計費や建築資材費、職人への人件費などが含まれます。 例えば、こだわりの外観デザインや省エネ設備を取り入れる場合、さらに追加費用が発生することもあります。
その③別途工事費用
別途工事費用とは、住宅本体以外の工事にかかる費用を指します。具体例としては以下があります。
外構工事(駐車場や庭の整備):50万円~200万円
地盤改良工事:地盤の状態によって50万円~150万円
給排水設備工事:10万円~30万円
これらの費用は、地域や敷地条件によって大きく異なるため、事前の見積もりが重要です。
その④引っ越し費用
新居への引っ越しにも費用がかかります。家族構成や引っ越し距離、繁忙期のタイミングによって、費用は大きく変動します。
家族3人の引っ越し費用例:8万円~15万円
繁忙期の割増料金:通常期の1.2~1.5倍
費用を抑えるためには、引っ越し業者の比較検討や、平日に日程を調整するなどの工夫が有効です。
その⑤家具や家電の購入費用
新生活に必要な家具や家電を揃える費用もイニシャルコストに含まれます。 以下は主に必要な家具や家電の費用目安です。
リビング家具セット(ソファ・テーブル・テレビ台):15万円~30万円
家電セット(冷蔵庫・洗濯機・エアコン):50万円~100万円
新居の雰囲気や広さに合わせて選ぶため、費用が膨らみやすいポイントでもあります。
その⑥その他の費用
その他に発生する費用には以下が挙げられます。
火災保険料:年間1万円~5万円
住宅ローンの保証料:借入額の約2%
自治体への申請費用:数千円~数万円
これらの費用も忘れずに計算に入れることが大切です。
ランニングコストとの違いとは?

イニシャルコストが購入時に一度だけ発生する費用であるのに対し、ランニングコストは住宅を所有する限り継続的に発生する費用です。
主な例として、以下のようなものがあります。
固定資産税:年間10万円~30万円
光熱費:月2万円~3万円
修繕費:年間5万円~10万円
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正しい資金計画で住宅を購入しよう
この記事では、住宅購入におけるイニシャルコストの内訳や重要性について詳しく解説しました。 購入前にしっかりと準備をすることで、理想の住まいを手に入れることができます。